阿部瑞樹 八木佑介 ユートピアとの境界
2018.09.13 (thu)
- 2018.09.24 (mon)
OPEN 12:00~18:00
期間中無休
※最終日午後4時閉廊
現在、この展覧会は終了しています。
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科学の発展により人は多様なデバイスを開発し、それを駆使し、時間を圧縮し、物理的距離を超越し、
人力のみでは不可能な領域を手に入れた。
より良い明日を与えてくれる科学の発展へ、観劇者のような私達はただただ拍手を送る。
無意識下であらゆるものが合理主義によって覆われていく。
世界中が同期し、最適化されていく社会の中で、
かつて思い焦がれた極楽浄土/天国から合理性を追い求めるユートピアへと、人が目指す場は変わっていく。
そして更なる理想郷を目指しながら、私達は自分に都合良く世界を歪め続ける。
人類の行き着く果ては一体どこなのか。
今という地点にある、未完成なユートピアを描く。
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時を繋ぐもの
釜親子展 『百年カエル』
2018.09.02 (sun)
- 2018.09.11 (tue)
※9月2日(日)午後5時よりオープニングパーティー開催
OPEN 12:00~18:00
期間中無休
※最終日午後4時閉廊
現在、この展覧会は終了しています。
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3年前の夏、私は十数年ぶりに母の故郷である和歌山へ帰郷した。山奥の小さな里で行われた盆踊りの帰り道、私は家の軒下に鎮座する大きなヒキガエルと出会った。生まれて初めて触れた野生のヒキガエルは見た目以上にずっしりと重く、そして土の香りがした。ヒキガエルは人の家に住み着く事がある。このヒキガエルは住人が不在になったこの家をずっと見守ってくれていたのだろうか。何年も里を見守ってきたであろうその姿に、私は故郷の山そのものが重なって見えた。この経験は私にとって以後忘れられない貴重なものとなった。そして時と場所を同じくして感動を共有していた人が居た。共に帰郷していた私の母だ。母は私がヒキガエルに感動する姿を目の当たりにして一つの物語を紡ぎ出した。里を百年見守り続けた一匹のヒキガエルを通して描かれる先祖から子孫へ、そして親から子へと時を繋ぐ物語。それが"百年カエル"だ。今回母が紡いだ物語に自身初となる挿絵で参加させていただきました。一匹のヒキガエルとの出逢いから思いがけず生まれた親子初の共作です。(釜 匠)なにわのつき(釜 順子)様の出版に際し、長男である釜匠が表紙絵と挿絵を担当いたしました。今展は出版を記念し親子展と銘打ち、釜匠が担当した表紙・挿絵の原画を展示させていただきます。今展の骨格となります出版書籍『百年カエル』は現在amazonにて絶賛発売中です。https://goo.gl/823ZJ2 (COMBINE/BAMI gallery)
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はじめての備前焼展
2018.08.21 (tue)
- 2018.08.31 (fri)
OPEN 12:00~18:00
期間中無休
※最終日午後4時閉廊
現在、この展覧会は終了しています。
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COMBINE/BAMI galleryでは8月4日・5日にかけてアーティストと共に夏休み旅行を行います。そこで、メイン企画として小橋順明先生指導のもと”備前焼体験”を計画しております。皆、初めての体験、そこで制作した作品??を展示発表いたします。それぞれ普段とは違う備前焼・・・果たしてどのような作品を生み出すのか??こうご期待ください!!出品予定 釜匠 八木佑介 宮本大地 佐野暁 公庄直樹 松本央 岡部賢亮 阿部瑞樹 上山潤
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釜匠 太田夏紀 「スキマのケモノⅡ」
2018.06.11 (mon)
- 2018.06.18 (mon)
OPEN 12:00~18:00
期間中無休
※最終日午後4時閉廊
現在、この展覧会は終了しています。
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京都精華大学出身の先輩後輩。洋画と陶芸という分野は違いますが
お互い生物と人間の関係ををテーマにした制作から意気投合。
昨年第一回目を開催し好評を博しました。作品制作のアプローチは
お互い全く違いますが、二人の展覧空間は愉快なリズムを醸し出し、
ほんの少し寂しさを感じたり、時として怒り怖さも感じます。愛玩物
としての生物の再現ではなく、人々の生活のスキマに潜む彼らが捉え
たケモノ達=真の生物の生態をぜひご覧ください。
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Artificial Unidentified Mysterious Animal Exhibition
人工UMA展
2018.05.30 (wed)
- 2018.06.10 (sun)
OPEN 12:00~18:00
期間中無休
※最終日午後4時閉廊
現在、この展覧会は終了しています。
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COMBINE/BAMI galleryでは昨年に引き続き、第二回目のUMA展を開催いたします。前回のUMA展は、各作家により未確認生物を京都市内の具体的な目撃・発見した箇所を基に、生態や、発見時のエピソード、及び未確認生物達が、この京都の街中で現代まで息を潜め生き続けて来た物語を交え報告するという企画内容でしたが、今展は“人工”と銘打ち新たな企画として開催いたします。人工、つまり人為的な創作、想像、願望により誕生した、誰もが視認したことのない生物や無機的立体物(ロボット等)を各作家が創作・発明・発見したという事を軸に発表いたします。つまり、今展で発表されるものは、前回のような客観的報告とは異なり、今展で表出されるUMA(未確認生物)は、現代に生きる若い現代美術作家達個々人の主体的内側から生み出された生物(有機・無機)であり、彼らが鋭く視る現代社会の理想と現実や、整合しえない事情、その歪み捩れた光景から虚無的且つ放埓な人間と社会の関係性を如実に現しています。
発表者: 釜匠(かま・たくみ33歳)佐野曉(さの・あきら37歳)宮本大地(みやもと・だいち27歳)松本央(まつもと・ひさし35歳)遠藤良太郎(えんどう・りょうたろう31歳)太田夏紀(おおた・なつき25歳)岡部賢亮(おかべ・けんすけ28歳)
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