NEWS
2017.03.01 公庄直樹 「囁くものたち」
< 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 >
田村 博文 solo exhibition
STONE その不思議なる地球遺産
2009.12.03 (thu) - 2010.01.22 (fri)
現在、この展覧会は終了しています。
私は石が好きだ。無限の表情をもち、2つと同じものがない。 ここ数年来樹で石(と想えるもの)を創り続けている。 それによって何かが変るというものではないが、ただ石を創り続けている。 樹で石を創り続ける行為の中で様々な事を思い、考え、やがて無になっても、それでも削り続ける。 時には激しく、時にはやさしく、荒々しい水になったり、岩となってぶつかったり。 何んの変哲もない石コロを何十、何百と創り続ける毎日、こんな行為を大切にしている。 そしてそんな行為が好きだ。 樹に精霊が宿るという。その精霊の気元を損なう事なく石になっていただける様に 日々想いを念じて制作している。 人類は無作為に存在する石を秩序だてて配列したり、積んだりすることで 一歩アートの世界に踏み込んだろう。 徒、並べるだけで緊張(TENTION)が生じる。 この緊張感をつなぐ事でいわば「アートの結界」というものが出現する。 ≪徒、並べるだけで≫。 遺跡にも似て何か神々しさが出てくるのも不思議である。 今回は無作為に存在する石から作為的に置いたり、並べたり、積んだりしながら 無限にある表現の一部を展開していますが、その展開に皆様にも参加して頂いて、 時間差による変化を楽しんでいただければと思っています。
宋知宣 solo exhibition
土の雨
2009.11.02 (mon) - 2009.11.30 (mon)
現在、この展覧会は終了しています。
人間の生と死、出現し消滅する時間の狭間に存在する人間の日常。日常は人間個人とは別の時間軸を辿り消滅することはない。悠久の時間軸を辿る日常の中に存在する固体を通じて、その中に内在する思い出とイメージを陶磁造形で表現する。それは実際目に見えるものではなく、できる限り自然に自分の内側からでてくる目に見えない何物かのイメージを探りながら、固定観念にとらわれない自由な発想と想像を喚起し得る表現方法を追い求めています。(宋知宣:ソン・ジ・ソン) 宋知宣:ソン・ジ・ソンは1978年韓国ソウルに生まれ、2005年来日し現在京都市立芸術大学修士課程にて陶芸を専攻しております。今展は現在彼女が精力的に研究している、陶磁器がもっている硬くて重いという固定観念・イメージを覆す作品を“土の雨”というテーマに沿って展観しております。雨という自然界の茫漠とした光景を陶磁器で再現する、そこには土を構成要素とする陶磁器が本来持たされていなかった意味を新たに現出させ、固定的には捉えられない、そして所有できない日常の光景を具体的儚さとして表現する面白さが内在しております。(Program director 上山潤)
早崎雅巳 Experiment exhibition
Green Salamander
2009.09.18 (fri) - 2009.10.16 (fri)
現在、この展覧会は終了しています。
サンショウウオは英語ではサラマンダー・火の精とよばれ砲火の下をくぐりぬける勇敢な軍人に喩えられるらしい。私が描く男性器を思わせるようにアレンジしたサンショウウオは英語圏で言われるほど力強いものではなく、大人しく傍観し様子を伺う存在です。私の描く緑の植物は、クズ・ハゼ・アカメガシワ・ネムノキ等であり、いずれも日本に広く自然に自生し、したたかに生息域を拡大する植物たちです。特に好んで描くクズは”ほふく”するが如く目の前に現れる障害物に四方から覆い尽くし、相手の成長や自由を阻害させる。それらの生物たちは、私が描くジェンダーを曖昧にしたキャラクターの肢体に絡まりつき、さらに衣服のように変容した木の幹が四肢にまとう。これらキャラクターは、共存・同化し性を超えた生への執着のメタファーである。(早崎雅巳) 今展はアーティスト早崎雅巳のExperiment exhibition実験展であります。人が社会によって様々に背負わされた属性。他の属性からの視線によって形作られた主体なき自らの姿。彼の描くサンショウウオと逞しい生命力を誇示する植物、ジェンダーの曖昧なキャラクターたちが一つと成り不可思議な生き物へと変容していく光景は、現代社会に生きる我々全てに背負わされた様々な属性を取り払い、何物にも縛られない一個の生き物へと昇華する在り様を提示しているかのようです。閉塞していく社会の中でその極度に緊張した我々の感受性を溶解させるべく早崎雅巳の挑戦はここから始まります。 (Program Director 上山潤)
Blue Bear Art Project+COMBINE Installation
「さよなら あおぞら」vol.1
2009.07.16 (thu) - 2009.08.28 (fri)
現在、この展覧会は終了しています。
 BAMI galley では初めてとなるインスタレーション企画を開催いたします。ブルーベアーアートプロジェクトこれがアーティスト名です。 本名・八塚誠37 歳愛媛大学教育学部を卒業後、現在愛媛県山間のみかん農家で日々モクモクと一人働いております。彼のインスタレーションは見せて終わりではなく、見て触れて感じてもらうことをコンセプトに、「ココロのカタチ」をテーマに展開されます。彼が手作りで産み出した青熊のぬいぐるみはあたかも生きたような鼓動がし、ギュッと抱きしめればなにかを感じざるを得ない感情がこみ上げてきます。その青熊が今回ココロのカタチを探してBAMI gallery にやってきます。そこで今回我々のBAMI gallery スペースは、誰しもが経験したはずなのに記 憶から消し去られた“子宮”の羊水のような空間、知識も経験も正も悪もないただ“たゆたう”空間を目指します。会期中出来る限り、小さな子供にも来て見て触れて感じてもらいたいと考えております。ココロのカタチ、子供にはそのカタチの見えるものが潜んでいるのではないか?子供ほど完璧な人間はいないのではないだろうか?と考える我々は今回の展開を通じ子供に教えてもらおうとも思っております。 司馬遼太郎さんが晩年語った「この国のかたち」、これは国土の広さでもなければ人口でもない、この国に住む過去・現在・未来の人間達のココロのカタチを問いつづけてきたものだったのではないでしょうか?一人一人のココロのカタチ、それがまとまった国のココロのカタチ。 いまトテツモナイ閉塞感を抱える我々が再度素直に正直に向き直さなくてはいけないテーマなのではないでしょうか?今回+COMBINE とダブルネームとしたのは、今回1 回だけの展開ではなく、引き続き我々もブルーベアーと一緒にココロのカタチを探す決意を示しました。アートという現代を生きる人間のココロを映し出す世界を追求する我々もブルベーアーと同じくココロのカタチを探して行きたいと考えております。(Program Director 上山潤)
鵜飼 容子×永吉 友紀 joint exhibition
此岸/彼岸
2009.06.09 (tue) - 2009.07.10 (fri)
現在、この展覧会は終了しています。
| レポート | プレスリリース |
彼方の岸を「彼岸」と呼び、こちらの岸辺を「此岸」と呼ぶ。いずれにしても此方を主体とした呼び方である。しかし芸術表現は時として、彼方の岸から此方の岸の情景を見せることも出来れば、此方の岸から軽々と彼方の岸へ飛躍しその情景を見せることも出来る。それはあるときは人間の煩悩世界へ没入した客観的風景となり、又、あるときは煩悩から解脱した虚空の風景となる。芸術表現とは彼岸と此岸の間に横たわる大河であり、それぞれの風景を垣間見る窓のような存在だと考えられます。そこから我々は目に見えない時空の存在と一個の肉体が入滅する瞬間を想うことが出来、初めて死を起点とする生への執着と“たゆたう”儚さを感じることが出来るのだと考えるのです。 (Program Director 上山潤)