2025.02.10 (mon) – 2025.02.24 (mon)
会期中/OPEN 13:00~18:00
※最終日午後4時閉廊
現在、この展覧会は終了しています。
私の作品は、これまで見てきたことや体験したことがベースになっています。特に幼少期、京都で酒屋を営む父の配達を手伝った際に見た風景や人々の姿、変わりゆく街の姿などから受けた影響は強く作品に投影されています。ただし、作品の内容すべてが私自身の体験ではありません。この現実世界のどこかで起こったことや、これから起こりうる出来事である、と考えながら制作しています。私が描きたいのは、社会の大きな流れの中で日々を懸命に生きる人々の姿です。それは、私も含めたどこかにいる誰かの平凡な日常の一場面に過ぎないかもしれませんが、人生の大半はそのような小さな出来事の積み重ねでできているのだと思います。そうした日常の中に潜む感情の機微や物語に光を当てることで、この世界でたしかに生きている人々の姿を立体的に浮かび上がらせたいと考えています。
どこかで見たことのあるような風景の中に登場する張子の犬や招き猫のキャラクターたち。何を考えているのか表情からは読み解くことはできませんが、彼らの姿から自由に想像し楽しんでいただけたら嬉しく思います。